デイトレをするにあたって時間軸はどのように設定していますか?
多くの方はデイトレではその日の内に決済を考えていると思います。
今日はデイトレでも時間軸を途中で変更してしまったり、利確をどの時間軸にするかについてを考えていこうと思います。
まず、前提としてデイトレでは次の日に持ち越さずその日の内に決済をします。
トレードの時間軸的にはスキャルピングとスイングトレードの間になります。
ではデイトレではどのぐらいの時間軸でトレードをするべきかについてですが、おおよそ2種類に分かれると思います。
その2種類とは短めのデイトレと長めのデイトレの差になります
- 短めのデイトレード
比較的短め(決済までおよそ1時間から3時間)のデイトレでは15分足がメインの時間軸になります
15分足がメインの時間軸になるため、上位足は1時間足or4時間足での方向感が大事になってきます。別の記事でも述べたマルチタイムフレーム分析の観点から上位足の方向感を見るために1時間足or4時間足の分析も必須となります。
15分足のデイトレでは、根拠を15分足で入っているため利確をするときも15分足で考えなければいけません。 - 長めのデイトレード
- 比較的長め(決済までおよそ3時間から8時間)のデイトレでは1時間足がメインの時間軸になります。
4時間足では流石にデイトレの観点では厳しくスイングよりになってしまいますので基本は1時間足に設定するのが良いかと思われます。
こちらも短い時間軸同様上位足の分析をしなければいけません。
1時間足単位での上位足は日足を見るのが一般的です。
上位足の分析をし、1時間足でトレードの戦略を練る。短めのデイトレードの時間軸を長くしただけなので内容はほぼ同じになります。
相場はフラクタル構造でできているので時間軸を変えてもトレードにおける基本は同じです
しかしなぜ短い時間軸の方が難しいと言われるのか?
それは短い時間足の方がノイズが多いからです。
長い時間軸のトレードではノイズが出ても利確、損切りの幅が大きくなるので多少のノイズでは特に問題なくトレードができます。
しかし短い時間軸のトレードではそのノイズで利益が吹き飛んだり、方向が合っていたにも関わらず損切りにあってしまったり…ということが起こりえます。
初心者の人、トレードで負けている人は長い時間軸のトレードを!というのは聞いたことがあると思いますがこのノイズがダマシなのか?それともそのままの勢いで行くか?の判断が難しいからというのが理由だと思います。
長い時間軸ではその時間軸の中で上下してもどっしりと構えていられるのがメリットです。
逆に短い時間軸では素早い判断が必要になり、判断を誤れば損になることが多いです。
まずはデイトレードの中でも長めのトレードを意識し、その後勝てるようになってから短めのトレードを取り入れていくのが良いかと思います。
また少し話は変わりますがスキャルピング(秒スキャ)などの数ピプスを取るようなトレードの難易度は最高レベルに高いです。
スキャルピングの定義は人によって変わるのが厄介ですが私はスキャルピングといっても数十分から数時間程度のトレードもスキャルピングといいます。
今はTwitterやブログなどで参考になる人を探している方は少なくないのではないでしょうか?
その際、参考になる人の時間軸と自分が思っている時間軸に誤差が出てくればそれはもう見ているものが変わってくるので参考にする場合には注意が必要です。
それぐらい時間軸は大切なことになってきますのでまずは自分の生活スタイルに合った時間軸を探し、トレードに落とし込んでいきましょう!
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